開催した講座の様子

令和7年度 4月 5月

B07生徒指導主任・主事研修講座

4月24日(木)に「B07生徒指導主任・主事研修講座」が開催されました。

小学校21名、中学校15名、高等学校8名、特別支援学校6名の先生方が受講されました。生徒指導主任・主事として日常的に意識すべき校内外での動きや、喫緊の課題であるいじめや不登校の対応、そしてチーム学校としての連携のあり方について、講義や協議、意見交換を通して理解を深めました。

【研修内容】

・講義「生徒指導主任・主事の役割と生徒指導上の諸課題への対応」

・協議「生徒指導主任・主事として」

・講義「県内の生徒指導上の諸課題について」 

 県教育庁学校教育課生徒指導支援グループ 副参事 後村 敏明

・講義「不登校・いじめを生まない魅力ある学校づくりを目指して」(オンライン)

 岡山県教育委員会 人権教育・生徒指導課 課長 髙橋 典久

  

 

【受講者の感想】

・髙橋先生の講義や演習等から、子どもにとって魅力ある学校づくりを教職員が主体となって進めていくこと、認めようとすることの大切さ、普段の実践を生徒指導の4つの視点の観点で捉え直すこと等について学ぶことができました。学んだことを先生方と共有しながら、自校での実践に生かしていきたいと思います。

・午前中の講義で、生徒指導主事の役割を理解し、午後の講義で、より具体的な内容を理解するという構成なので、とても分かりやすかったです。髙橋先生の講義を拝聴し、生徒を変えるよりも、まずは自分を含めた、教職員の意識や考え方を変えることが大事だと思いました。ありがとうございました。

・学校に求められるものが大きく変化する中、我々の日々の仕事の全てが「生徒指導」にあたっているというお話を聞き、改めてその通りだと感じた。教科指導やクラス経営や学校行事、特別活動などが生徒にとって「魅力的」であるかどうかを意識して、積極的でポジティブな生徒指導を、教員・生徒と考えていけるようにしたい。

B15 県立学校臨時講師等研修講座Ⅰ

 令和7年4月9日(水)に【B15県立学校臨時講師等研修講座Ⅰ】を実施しました。高等学校28名、特別支援学校13名、臨時養護助教諭3名が参加し、「教職員の服務規律について」、「情報セキュリティについて」、「生徒理解について」の講義・演習を通して教職員としての心構えとなる基礎・基本を学びました。また、研修後半からは各分科会に分かれ、専門的な知識の習得に励みました。

    

 

【受講者の感想】
・教員として職務に励む上で必要不可欠な内容を確認する貴重な機会になった。
・情報セキュリティーに関して、便利の裏には様々なリスクがあることや、生徒も出入りするデスクの上はインシデント対策が不可欠であることを学んだ。
・生徒との信頼関係を築くための心構えを学ぶことができた。生徒が助けを求めやすい、話しやすい関係性を構築するために、自分の立場からは何ができるのか考えていきたい。
・特別支援教育について学んだことを生かし、合理的配慮と基礎的環境整備の重要さを意識しながらこれからの自分に役立ていきたい。
・自分だけで迷わず周りの先生方にも力を借りながら、生徒が楽しいと思えるような授業を組み立てたい。